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退職願・退職届・辞表の違いとは?円満退職の秘訣を紹介します

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退職届

勤めている会社を辞めるときに、上司や会社に提出する書類がありますよね。

退職願退職届辞表…あれ?それぞれに違いってあるのでしょうか?退職願、退職届、辞表、それぞれに違いがありますし、意味合いも違います。

私は一度、勤めていた会社を辞めたことがあります。その時に提出したのは、退職届でした。退職願と辞表は書いていません。

退職願とは何なのか?
退職届とは何なのか?
辞表とは何なのか?

それぞれ紹介していきますね。

退職願とは?提出は退職希望の何日前にすればいい?

退職願とは何なのか?字を追って見てみますと、【会社に退職をさせてもらうようにお願いする】という文書です。

退職願を受け取った会社側の立場に立ってみると、【○○さんが退職を希望している】ということが判明するわけです。

もし、その人が優秀な社員であった場合は、何としても会社に残ってもらうように説得する期間が与えられます。その説得や会社側の誠意により、気持ちが変わることだってあります。

退職願を提出した後、『会社を辞める』と決意したつもりでも、本人はどこか気持ちは落ち着かないところがあります。「やっぱり…もう少し頑張ってみよう」と思うこともあるかもしれません。

民法の規定では、退職願の提出から2週間で辞職することができる、と定められていますので、2週間以内に会社からの退職の承認が無かった場合や、意思が変わった場合は、撤回することは可能です。

逆に言えば、退職したい日の14日前に退職願を提出すればいいとなりますが、日本でのほとんどの会社の就労規則では、1ヶ月(30日)前に退職の意思を示すように定められているので、民法よりも会社の就労規則を尊重して、どれだけ遅くても1ヶ月前に退職願を提出するようにしてくださいね。

退職届とは?退職願との違いはコレ!

退職届とは何なのか?字を追って見ていきましょう。【退職することを届け出る】という文書です。退職願と比べて、退職の意志の固さが違います。

退職願は14日間のある意味、猶予がありましたが、退職届は『退職をするという強い決断を会社に対して知らせる』という文書なので、提出して会社に受理された時点で退職が認められるということになります。

私の友人の場合もそうでしたが、すぐに受理してくれないこともあります。2時間ほどの説得があったそうですが、その後、受理してもらえたそうです。

私の友人が優秀な社員だったかはさておき、退職届は強い意志を表明するものではありますが、上司や会社側が即受理はせずに、説得を試みてくることは多いようですね。

退職願と退職届の違いは、
退職に対する意志の強さ
本人側に撤回の、会社側に説得の、2週間の猶予があるか無いか
この2点と考えていいでしょう。

退職届を提出するタイミングとしては、就労規則に従うことが大前提です。一人の社員が退職しても、その会社は通常通りの業務を続けていきますので、引き継ぎ作業もありますし、重要な役職に就いていればいるほど、早いに越したことはありません。ここ関しては退職願と同じで、遅くても1ヶ月前には提出するようにしましょう。

辞表とは?ドラマでよく見る辞表って何?

辞表について見ていきましょう。刑事ドラマなどでよく見かけますよね。

スーツの内ポケットからスッと紙を取り出して、上司の机の上に置く。紙には「辞表」とか書かれていて、「もし、犯人を逮捕できなかったら、私をクビにしていただいて結構です」なんていう台詞を言うシーンは、目に焼きついているシーンですね。

決まって「辞表」と書かれています。退職願や退職届と書かれていることはありません。

辞表は、退職願や退職届と何が違うのか?辞表とは、【公務員や取締役や会社役員が辞めるときに提出する文書】です。

民間企業の社員が提出するのは退職願や退職届ですので、辞表と書かないように注意してくださいね。

退職願・退職届は、会社と労働契約を結んでいる人が提出するものです。労働契約を結んでいるわけではない公務員は、行政からの役目を辞めるということで辞表になります。取締役などの会社役員クラスの人も、会社から預かっている役目・役職を辞めるという表明ですので、辞表になるわけなのです。

人間関係

円満退職をするために必要な気配り

会社を辞める際に、喧嘩別れしたいですか?そんな人は相当少数派だと思います。いくら辞めるとはいえ、何年も顔を合わせて共に働いた上司や同僚や部下たちと、立場は変われど、街で偶然会った時には笑顔で会いたいものです。

私の場合は、退職届を提出する以前に、部長に口頭で退職の意思を伝えました。部長は驚きを隠せない表情で説得をして下さり、正直なところ私の心は揺らぎましたが、最終的には私の意志を尊重して下さいました。

そして、同僚や別部署の仲良しグループの方々にも事前に伝えました。私を説得する食事会を開いてくれて、申し訳ない気持ちでいっぱいになりましたが、皆が私の意志を尊重して、「今後もお付き合いしていこう」と言ってくれました。

もう一度、部長と話し合い、私が希望する退職日を伝えましたが、引き継ぎにかかる日数を考慮して、少し退職日がずれ込みましたが、有給も全て消化できるように配慮してくださいました。

それから、退職届を提出しました。「もう意志は変わらないのか?」と、部長が最終確認をされた後、「変わることはありません」と伝え、退職届が受理されました。

その後も、良好な関係と言っては多少の語弊はありますが、仲良くしてもらったグループの方々とは、1年に1度は食事に行くほどの関係を続けています。

まとめ

退職願、退職届、辞表の違いについて紹介しました。

一般的なルールと、人情は絶対に違います。退職届を1ヶ月前に提出するのが就業規則に則ったルールですが、人情はそういうわけにはいきません。

なるべく会社に迷惑をかけず、なるべく人の気持ちを逆なでせず、なるべくしこりを残さずに会社を退職する方法も、私の経験に基づいて紹介させていただきました。

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